ブックレビュー「サラリーマンは３００万円で小さな会社を買いなさい」

起業を考えている人の選択肢の１つになりそうな

ビジネス書です。

「サラリーマンは３００万円で小さな会社を買いなさい」

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)

大きな流れは、

後継者問題で苦しむ中小企業をM&Aで買収して、

社長になりましょう。

です。

大企業務めの人が例にあげられており、部下や組織を率いたことがあり、

さまざまな教育や研修を受けていれば、優秀な人材だと。

実際に著者は、そんな人をヘッドハントして、M&Aする会社に送り込み

企業価値をあげ、売却益をえているそうです。

まだまだ、非効率な中小企業を高収益に導くことができ、

収入と経費を手に入れることができるシナリオが書かれています。

確かに、最新のシステムや組織を知っている人が、

FAXや紙で注文や在庫管理している会社を見れば、

大幅な改善の余地を思いつきます。

そんな非効率な経営でも何年も存続して、

確実に利益がでていれば、自ら起業するよりも低リスクですよね。

年間利益の3〜5倍で買えるそうです。

年間利益100万円だと買収金額300万円

私も5年後に早期退職基準に達するため、

今からアンテナはるのは、良いかもしれません。

早期退職費をM&Aにつかう。

一番欲しいM&A案件の探し方をもう少しノウハウを公開してもらえたら

良かったですが、人とのつながりですかね。